環状シロキサン
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多くはオリゴマーであり、特に低分子のものは環状ジメチル型(D体、分子式 SiO(CH3)2)の結合量により、D3(三量体)、D4(四量体)、D5(五量体)などと表記される。
- D3 : ヘキサメチルシクロトリシロキサン(hexamethyl cyclotrisiloxane)C6H18O3Si3 融点64℃、沸点134℃の固体
- D4 : オクタメチルシクロテトラシロキサン(octamethyl cyclotetrasiloxane)C8H24O4Si4 融点18℃、沸点175℃の半固体
- D5 : デカメチルシクロペンタシロキサン(decamethyl cyclopentasiloxane)C10H30O5Si5 融点-30℃、沸点210℃の液体
D20までを低分子環状シロキサン、または単に低分子シロキサンと称し、特にD3~D10の総量は後述する接点阻害などを防ぐうえでのシリコーン品質基準の指標とされている。
用途
問題点
計測方法
環状シロキサンの測定には、主にガスクロマトグラフィー分析法が用いられる。捕集バッグや捕集管に空気を捕集し、GC/MS法で定量する方法が知られており、HDDや半導体製造工程の雰囲気を分析した事例もある[4]。シロキサンの赤外吸収特性を利用した計測器も市販されており、リアルタイム計測も可能である[5]。また、水試料に含まれる極微量のシロキサン(シャンプー由来など)を計測する手法として、パージ・トラップ法を用いて揮発性化合物を水から分離し、吸着剤に捕集した後にGC/MS法で分析する手法もある[6]。

