庭園は大きく三つの区域で構成されている。
楽書斎[3]は書室を備えた北向きの住む家で、横に朗吟渓という小川が流れていて朗吟渓の両岸に曲水堂と無憫堂の二つの建物がある。そばには広く四角い池がある。
洞天石室[4]は休息と読書のため、天下の名山景勝で神仙が住んでいるところを「洞天福地」と言ったことから名付けられたところで、この地域で最も高いところだ。
洗然亭
洗然亭[5]付近はこの庭園でも最も力を入れて作られたところで、海辺にすぐ隣接した洞口に人工の水路を造成する際、池を作って亭と台[6]を成し景観を楽しむようにした。池は曲池と方池で構成される。洞口から流れ出す川を石でできた堰で塞いで作った曲池には大きな岩を点々と露出させる。四角い方池には島があり、その島に松一本を植えた。方池の東側の岸辺には石でできた二つの台(東台と西台)があるが、そこは踊り子が踊って楽士が音楽を鳴らした場所だ。方池の南側に低い丘があり、洗然亭はこの丘の上に建つ。[7]