田中明人
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田中 明人(たなか あきと、1960年11月28日 - )は、藤沢薬品工業、兵庫医療大学(薬学部、創薬化学教授)に所属する創薬化学者[1]。創製した生理活性物資として、FK633[2](血小板凝集抑制、P2Aで開発中断)、FR122047[3](選択的COX1阻害剤、胃腸障害の少ない血小板凝集阻害剤として合成されたが、前臨床段階で開発中断)、DCP-LA[4]、HUHS015[5](PCA-1阻害薬)などがある。また、開発に関与した医薬品としてロミデプシン(romidepsin)があるが[6]、当該医薬品の創製には貢献していない。ハーバード大学留学時代S.L.Schreiber教授に触発され、アフィニティ樹脂に関する基礎検討を行い[7][8]、化学的に安定で非特異的タンパク質吸着の少ない樹脂を開発している[9]。
また、兵庫医療大学転出後は、製薬企業と協力し開発薬などのターゲット探索およびメカニズム解明[10]をアフィニティ樹脂技術を活用し貢献している[11]。
その後AMEDを3つ獲得、
1)癌阻害薬(大阪大学大学院薬学研究科・薬学部、辻川和丈教授)、鹿児島大学医歯学域附属病院(古川良尚特任准教授), 2)アレルギー(愛媛大学医学部、FACCS)、3)マラリア(現長崎大学医歯薬総研・東岸任弘講師)。それに3省(厚生労働省、経済産業省、環境省)合同の化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)の委員を務める。
その後、脳梗塞を得たが現場に復帰、復帰後新たなテーマ探索を開始し、吉森保教授の「ルビコン」や中皮腫等、癌の転移、脳由来神経栄養因子阻害剤をベースにした痛み、発達障害、癌の発生からの創薬を目指し、精子の精巣抗原タンパク質TEKT5に6個のタンデムがある事など活用した新規テーマを複数を開拓した。