田代随意
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エピソード
田代随意は力士並みの体格がある大男であり、声量も大声であり、力持ちで巨漢であった。学問や風流がある文化人であり、片手に酒と片手に本(書物)を普段持ち歩いていて、寛大な性格で多くの友人を作った。禁欲思想で金儲けにくらまず、天保の大飢饉の際には私財を投じて貧民を救済した。近隣の医者にねたまれて毒を盛られた事がしばしばあった。ある時、酒風呂に入浴しようと思い立ち、風呂に酒を入れて沸かした。書生に『お前先に入れと命じたが、とても臭くて入れません』といった。『ばかもん、それならわしが入る』と田代随意が入浴したが、酒臭くてすぐ出てしまった。そして『乞食をみんな呼んで来い』と言って、たくさんの乞食に風呂酒を飲ませたと云う。[1]