異世界居酒屋「げん」
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| 異世界居酒屋「げん」 | |
|---|---|
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 蝉川夏哉 |
| 作画 | 碓井ツカサ |
| 出版社 | 宝島社 |
| 掲載誌 | このマンガがすごい!WEB |
| レーベル | このマンガがすごい!comics |
| 発表期間 | 2018年3月8日 - 連載中 |
| 巻数 | 既刊14巻(2025年11月現在) |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『異世界居酒屋「げん」』は原作:蝉川夏哉、作画:碓井ツカサによる日本の漫画作品。『異世界居酒屋「のぶ」』のスピンアウトコミックとして、『このマンガがすごい!WEB』(宝島社)にて2018年3月より連載中[1]。 2022年4月には、ノベライズ版である『小説 異世界居酒屋「げん」』も発売された。
関東のとある街で居酒屋を営む葦村(よしむら)草平。彼の家には代々「葦村の呪い」という言い伝えがあり、先祖と狐の間に何かしらの因縁があったために、葦村家の男性は全員が齢60前後で亡くなっていた[注釈 1]。草平は自分がその年齢になったことから、一度は店を畳もうと考えた。しかし、ある日突然魔法のように店の入口が異世界へとつながってしまい、異世界の住人たちが徐々に店に訪れるようになる。言葉が通じるからいいかとおもい、見知らぬ世界で店をやるのも面白そうだと考えなおしたことから、草平は店を再開することを決意する。店の入口がつながった先は、東王国オイリアの王都ラ・パリシィア。異世界の大陸における屈指の大都会だった。 一方、父親が閉店するとの知らせを聞いた長女のひなたは、大学の先輩で恋人の榊原(さかきばら)正太郎を連れて店に駆けつける。しかしそこには、外国人(ひなたには異世界人がそう見えた)の客を迎えて今まで通りに店に立つ父親の姿があった。ひなたは、父が店を仕舞うのであれば、自分で店を持ちたいと考えている正太郎に店を譲ってほしいと、頼みに来たのだった。 それをきっかけとして正太郎が店を手伝うこととなり、居酒屋「げん」の異世界での営業が始まった。
世界観
「げん」がつながった異世界は、『異世界居酒屋「のぶ」』に出てくる世界と同じである。ただし、「のぶ」がつながったのは帝国の古都アイテーリアであったのに対して、「げん」がつながったのはその西隣にあるオイリアの王都ラ・パリシィアである。オイリアは、人や食材や料理の名前、そして地名などがフランス風に描写されている。時代的にも同じようで、「げん」がつながったオイリアでは、そう遠くない時期の回想シーンでセレスティーヌが摂政宮として登場しており、時代的にはそのセレスティーヌが帝国へ嫁いだあとの世界である。なお「げん」「のぶ」ともに、お互いの存在は知らないようであるが[注釈 2]、オイリア貴族のラ・ヴィヨン卿と、食の吟遊詩人クローヴィンケルは、「げん」と「のぶ」の両方の店を訪れている。 また、異世界には「げん」や「のぶ」以外にもこちらの世界の店が急に繋がって現われるようで、居酒屋、焼き鳥屋、ラーメン屋など、多種多様な店が確認されているようだが、ある日突然異世界との接続が閉ざされて店がなくなってしまうこともある。 なお、金銭に関しては異世界の貨幣を何故か取り扱っている質屋があり、そこ以外では換金できず、他の質屋に持ち込んでも変な理由で断られたり数々の妨害が入ったりして結局換金できない。
「げん」が異世界とつながったのは、稲荷神社の神の使いが「わざわざ七面倒臭い手続き」をしたからであることが、神の使い本人から店主に告げられた。ただし、なぜそのようなことを行ったのかについては、言及されなかった。なおこの神の使いが、「のぶ」に登場するそれと同一人物であるかについては不明である。