白鳥を焼く男
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 音楽・音声外部リンク | |
|---|---|
| 全曲を試聴する | |
|
|
『白鳥を焼く男』(はくちょうをやくおとこ、独: Der Schwanendreher(デア・シュヴァーネンドレーアー))は、パウル・ヒンデミットのヴィオラ協奏曲の一つ。『室内音楽第5番』とともに、20世紀に作曲された協奏曲としては、バルトークやウォルトンの作品と並んでヴィオラ奏者の中核的なレパートリーを為している。1935年に作曲され、同年11月14日に作曲者自身によってアムステルダムで初演された。3つの楽章はそれぞれ別々の中世のドイツ民謡に基づいており、そのため時に「古い民謡から作られた協奏曲」などと評されもする。人騒がせな曲名は、直訳すると「白鳥を回す人」であり、終楽章が「あなたは白鳥を回す人ではありませんね?」という民謡を原曲としていることに因んでいる。「白鳥を回す人」とは、白鳥の肉を刺した串を回しながら火で焙り焼く人を指す。作品は多くの点で近代音楽の様式の要素を反映しており、時に耳障りな和声進行が意図的に使われている。
