百草
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概要
性質
成分
長野県製薬の御嶽百草には、成人の1日の服用量中にオウバクの乾燥エキス 1.8 g(原生薬換算量 9 g)が含まれている。
歴史
百草の主成分はミカン科の落葉高木「キハダ」の内皮オウバク「黄檗」である。このオウバクを煮詰めて作るオウバクエキス薬は、木曽地方では「百草」と呼ばれ、島崎藤村の童話「ふるさと」にも記載がある。このように、胃腸薬として広く民間に普及していた。百草は、御嶽信仰の広がりと共に全国に伝承した[3]。
御岳山のほうから帰る人達は、お百草といふ薬をよく土産に持ってきました。お百草は、あの高い山の中で採れるいろいろな草の根から製した練り薬で、それを竹の皮の上に延べてあるのです。苦い苦い薬でしたが、お腹の痛いときなどにそれを飲むとすぐになほりました。お薬はあんな高い山の土の中にもしまってあるのですね。—島崎藤村、童話「ふるさと」24節.お百草(1920年)より
オウバクエキス、オウバクを主成分とした胃腸薬は全国各地で古くから製造されており、百草もその一つ。現在では、これらの古くから作られている医薬品を、伝統薬とも分類している。
オウバクを主成分とする製品として、次のようなものがある。
