相羽式十一型軽旅客機
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1939年(昭和14年)[2]、相羽式十型練習機の開発経験を活用する形で、相羽有率いる[3]東京航空は自社用の軽旅客機として相羽式十一型の自主開発に臨み[2][4]、1941年(昭和16年)6月に1機を完成させた[4]。完成後は遊覧飛行に用いられるエアタクシーとして、主に羽田飛行場を拠点に活動した[2][4]。与えられた機体記号は「J-BABQ」[2]。
機体は単発の複葉機[2][4]。木製[4]あるいは木金混製で[2]、胴体では半張殻構造、翼では合板整形を採用している。胴体後部や翼の一部では羽布張りが用いられている。構造は相羽式十型を踏襲しているが、前席の代わりにKR-2に倣った形式の客室となるキャビンを組み込んだため、胴体は若干大型化している。また、相羽式十型に引き続き、主翼は5度の後退角を持ち、補助翼は下翼にのみ備える[4]。降着装置は固定脚[1]。
手放し飛行ができるほどに操縦性や安定性は良好であり、また、離着陸時の滑走距離も抑えられていた[4]。