真龍寺 (神埼市)
佐賀県神埼市にある寺院
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歴史
元来、鍋島主水家の菩提寺は、初代当主鍋島(石井)茂里(藩祖鍋島直茂の婿養子)以来、佐賀市本庄町鹿子にある大宝山妙玉寺であった。第3代当主鍋島武興の没後、養子で第4代当主鍋島直朗(小城藩初代藩主鍋島元茂の子)が、養父の菩提を弔うため、当地に新たな菩提寺として開基したのが当山の起源である。
初代茂里は、先祖以来、日蓮宗に帰依していたが、主家の鍋島家が曹洞宗に帰依していた関係から、茂里は生前、日蓮の禅天魔の逸話を挙げて、「殿様が禅宗に帰依して地獄に行くならば、我もそのお供をして地獄に行くのみ」と語ったとされ、鍋島主水家は禅宗である曹洞宗に改宗したとされている。ただし、初代茂里・月窓院夫妻の墓所は、妙玉寺にあり、当山の茂里の墓は、墓石のみである。当家の分家石井織部家、石井伝兵衛家、石井清兵衛家(いずれも二代当主鍋島茂宗の子息を祖とする)も当山を菩提寺とした。
以来、現在に至るまで、鍋島主水家の菩提寺として続いている。近代に至って寺は荒廃したが、前の住職家が再興した。
名所・史蹟
- 佐賀藩家老鍋島主水家歴代の墓(神埼市歴史まちづくり遺産)
- 鍋島主水家分家石井清兵衛家初代石井清兵衛武明(別名:鍋島右京宗之、第2代当主鍋島茂宗の五男)の墓
- 金木犀の老木(佐賀県の名木百選に登録)
交通
参考文献
- 神埼町史編纂委員会編『神埼町史』
- 栗原荒野著『葉隠の神髄』
