石川准
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| 石川 准 いしかわ じゅん | |
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障害者権利委員会委員選挙当選に際して 内閣府により公表された肖像写真 | |
| 生年月日 | 1956年9月 |
| 出生地 |
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| 出身校 |
東京大学文学部卒業 東京大学大学院社会学研究科 修士課程修了 東京大学大学院社会学研究科 博士課程単位取得退学 |
| 前職 | 静岡県立大学国際関係学部教授 |
| 称号 |
博士(社会学) (東京大学・1995年) |
| 在任期間 | 2019年 - 2020年12月31日 |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 2017年1月1日 - 2020年12月31日 |
石川 准(いしかわ じゅん、1956年9月 - )は、日本の社会学者(アイデンティティ論・障害学・感情社会学)、支援技術開発者。学位は博士(社会学)(東京大学・1995年)。静岡県立大学名誉教授。
内閣府障害者政策委員会委員長、国連障害者権利委員会副委員長、全国高等教育障害学生支援協議会代表理事などを歴任した。
アイデンティティ論、障害学、感情社会学を専攻する富山県出身の社会学者である。障害者政策や支援技術の専門家としても活動した。全盲で初めて東京大学に入学した学生としても知られている。静岡県立大学の国際関係学部にて教鞭を執るとともに、内閣府にて障害者政策委員会の委員長を務めるなど、公職も多く務めた。2016年の障害者権利条約締約国会合において実施された障害者権利委員会委員選挙にて当選を果たし、翌年より委員を務め、2019年には副委員長に就任した。全国高等教育障害学生支援協議会では代表理事を務め、障害学会では会長を務めている。また、支援工学分野の研究開発者として視覚障害者向けのソフトウェアを多数開発しており、静岡県立大学発のベンチャー企業であるエクストラでは代表取締役を務めている。
来歴
富山県魚津市出身。16歳の時に網膜剥離のため失明し、それ以後は全盲である。筑波大学附属視覚特別支援学校高等部を経て東京大学に進学し、文学部の社会学科にて学んだ。全盲の学生が東京大学に入学したのは史上初めてである。1981年3月、東京大学を卒業した。
そのまま東京大学の大学院に進学し、社会学研究科の社会学A専攻にて学んだ。1983年3月、東京大学の大学院における修士課程を修了した。また、1987年3月には博士課程を単位取得退学した。なお、1983年8月から1984年5月にかけてニューヨーク州立大学ストーニーブルック校に留学しており、社会学大学院の博士課程にて学んでいた。後年、博士論文を執筆し、1995年に東京大学より博士(社会学)の学位を授与されている。
研究
社会学者として、アイデンティティ論・障害学・感情社会学を専門とする。また、視覚障害分野の支援技術研究・開発も行っている。障害学会初代会長。
略歴

- 1956年 - 富山県魚津市にて誕生。
- 1981年 - 東京大学文学部卒業。
- 1983年 - 東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。
- 1984年 - ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校大学院博士課程留学。
- 1987年 - 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
- 1989年 - 静岡県立大学国際関係学部講師。
- 1994年 - 静岡県立大学国際関係学部助教授。
- 1997年 - 静岡県立大学国際関係学部教授。
- 2003年 - 障害学会会長。
- 2009年 - 内閣府中央障害者施策推進協議会会長。
- 2012年 - 内閣府障害者政策委員会委員長。
- 2015年 - 東京大学先端科学技術研究センター特任教授。
- 2017年 - 国連障害者権利委員会委員。
- 2019年 - 国連障害者権利委員会副委員長。
- 2022年 - 静岡県立大学退職。
賞歴
研究テーマ

社会学分野
- 存在証明、アイデンティティ・ポリティクス
- 障害学 (disability studies)
- アクセシビリティ
- 感情労働
支援工学分野
- 自動点訳
- スクリーンリーダー
- GPS歩行支援
- 点字携帯端末
著書
訳書
- 『即興の文化:アメリカ黒人の鼓動が聞こえる』新評論 1994
Thomas kochman,1981,Black and White Styles in Conflict, The University of Chicago Press.
- 『管理される心:感情が商品になるとき』世界思想社 2000
Arlie R. Hochschild,1983,The Managed Heart', The University of California Press
