福永哲夫

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生誕 (1941-11-08) 1941年11月8日(84歳)
日本の旗 日本徳島県徳島市
国籍 日本の旗 日本
職業 研究者
教育学博士(東京大学
ふくなが てつお
福永 哲夫
生誕 (1941-11-08) 1941年11月8日(84歳)
日本の旗 日本徳島県徳島市
国籍 日本の旗 日本
出身校 徳島大学学芸学部保健体育科
東京大学大学院教育学研究科体育学専攻
職業 研究者
教育学博士(東京大学
受賞 日本バイオメカニクス学会学会賞(2001)
国際バイオメカニクス学会学会賞(Muybridge Award)(2003)
秩父宮記念スポーツ医科学賞功労賞(2010)
瑞宝中綬章(2017)
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福永 哲夫(ふくなが てつお、1941年11月8日 - )は、徳島県出身の体育研究者教育学博士東京大学)。専門分野は運動生理学バイオメカニクス、トレーニング科学。

東京大学名誉教授、早稲田大学名誉教授、鹿屋体育大学名誉教授、順天堂大学客員教授、日本ゴルフ学会[1]会長、日本スポーツパフォーマンス学会[2]会長、一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会[3]名誉会員、一般社団法人日本体力医学会[4]名誉会員。

1941年11月8日徳島県徳島市生まれ。学生時代はラグビー部に所属。1964年第19回国民体育大会(新潟大会)ラグビー競技には徳島県代表として出場。

東京オリンピックが開催された同年に徳島大学学芸部保健体育科を卒業後、徳島県立小松島西高等学校の教諭に就任。体育教師として高校生を指導する中、Dr.Hettinger著「アイソメトリックトレーニング」に刺激されトレーニング研究の道へ進むことを決意。

1966年東京大学大学院教育学研究科体育学専攻修士課程に入学し、当時の体育学研究をリードする猪飼研究室でスポーツ科学の研究を始める。大学院では当初トレーニング科学の勉強に意欲を燃やしていたが、猪飼道夫教授に超音波研究を勧められ、超音波、筋力、トレーニングの研究に没頭。 1966年当時は世界的にも超音波法による身体内部の映像法(横断像)は始まったばかりで情報も皆無な時代ではあったが、ヒト解剖体の実際の写真と超音波画像との比較研究から超音波法の精度を高めた。その後、子供から成人までの多くの対象者について超音波測定を繰り返すことで筋力と筋断面積との関係論文(修士論文:肘関節屈曲筋について最大筋力は筋横断面積に比例し、単位面積あたりの筋力は6kg/㎠である)をまとめる。

1974年東京大学大学院教育学研究科博士課程体育学専攻修了。同年、教育学博士東京大学)を取得し、同年、中京大学体育学部助教授として赴任。 1973年~1975年には西ドイツ政府国費留学生(DAAD)としてケルン体育大学スポーツ医学研究所でProf. Hollman博士との共同研究として筋力と持久力との関係の研究に従事。 1977年には東京大学教養学部助教授として駒場キャンパスで超音波法による身体各部の筋特性についての研究に従事。 1985年にはアメリカUCLA大学にてProf. Edgerton 博士との共同研究でMRI法を用いて筋の生理学的横断面積を測定する方法の開発に成功。さらに、1990年代には超音波を用いてヒト生体での筋腱複合体の粘弾性特性を定量化する方法を開発。この方法を用いて福永研究チームでは筋腱複合体の動体と機能の関する論文を多数公表。これら一連の超音波論文が評価され2003年にISB(国際バイオメカニクス学会[5])の学会賞(Muybridge Medal)を受賞。

2002年早稲田大学教授として人間科学部(後にスポーツ科学学術院)に赴任し、主に大学院学生の指導に従事。 2006年には動ける日本人を育成する目的での筋肉トレーニングとして「貯筋」を提唱。この言葉は商標登録される。 2008年から2016年まで国立大学法人鹿屋体育大学の学長を務める。 2009年にはスポーツの実践研究を収録したウエブジャーナル「スポーツパフォーマンス研究[6]」を発刊。 2010年には秩父宮スポーツ医科学賞功労賞 [7]を受賞。 2016年、野球、サッカー、テニスの試合中の分析がリアルタイムで出来る実験体育館(現鹿屋体育大学スポーツパフォーマンスセンター)が完成。特に、圧力盤を50mにわたり敷き詰めた走路は世界では初めての加速中の各ステップの地面反力測定を可能にした。 2016年に鹿屋体育大学学長を退職後は同施設の非常勤講師を2019年まで務めスポーツパフォーマンス研究に従事。

2017年からは民間のスポーツ科学研究所である株式会社スポーツ科学[8]の研究所所長を務める。2011年から2021年まで、スポーツの科学と技術の総合展示会(SPORTEC[9])の実行委員長。

2017年には長年の研究教育の実績が認められ、瑞宝中綬章を受章する。

個人的には2001年から毎朝自身の身体測定(毎朝体重、ウエスト、血圧、脈拍、体温、握力など)を20年間継続している。 趣味はゴルフとスキー。ゴルフは毎年約100ラウンドをこなし、79歳でエイジシュートを達成。

学歴

  • 1957年3月徳島県立城南高等学校入学
  • 1964年3月徳島大学学芸学部保健体育科卒業
  • 1968年3月東京大学大学院教育学研究科修士課程体育学専攻修了
  • 1971年3月東京大学大学院教育学研究科博士課程体育学専攻修了
  • 1971年3月同大学院修了
  • 1974年1月教育学博士(東京大学)取得

職歴

受賞歴・叙勲歴

  • 2002年 日本バイオメカニクス学会学会賞
  • 2003年 国際バイオメカニクス学会学会賞(Muybridge Award)
  • 2010年 秩父宮記念スポーツ医科学賞功労賞
  • 2017年 瑞宝中綬章[10]

所属学会

  • 日本ゴルフ学会会長
  • 日本スポーツパフォーマンス学会会長
  • 日本体育学会名誉会員
  • 日本体力医学会名誉会員

スポーツ競技歴

  • 1964年 第19回国民体育大会(新潟大会)ラグビー競技出場(徳島県代表)

著作

著書

  • 福永哲夫『ヒトの絶対筋力』1978 杏林書院
  • 福永哲夫『一日5分、座り筋トレ」貯筋運動のススメ』[11] 2009 講談社α新書

教編著

  • 湯浅景元共著『コーチングの科学(現代の体育・スポーツ科学)』1986 朝倉書店
  • 共著『トレーニング科学研究会編 -競技力向上のスポーツ科学1-』1989 朝倉書店
  • 金久博昭共著『日本人の体肢組成』1990 朝倉書店
  • 安部孝共著『日本人の体脂肪と筋肉分布』1995 杏林書院
  • 共著『トレーニング科学研究会編 -トレーニング科学ハンドブック-』1996 朝倉書店
  • 山田茂共編著『骨格筋 -運動による機能と形態の変化-』1997 ナップ
  • 渡辺融、臼井永男編、共著『保健体育―生涯スポーツへの道―』1998 放送大学
  • Walter Herzog編、共著『Skeletal Muscle Mechanics-from Mechanisms to Function-』2000 *John Wiley &Sons Inc.
  • 湯浅影元、青木純一郎共編『体力づくりのためのスポーツ科学』2001 朝倉書店
  • 豊岡史共著『貯筋通帳』2002 ワニマガジン
  • 編『筋の科学事典 構造・機能・運動』2002 朝倉書店
  • 山田茂共編『生化学,生理学からみた骨格筋に対するトレーニング効果 第2版』2003 ナップ
  • 金子公宥共編『バイオメカニクス 身体運動の科学的基礎』2004 杏林書院
  • 福永哲夫監修「貯筋運動指導者マニュアル」2006 保健同人社
  • 山田理恵、西薗 秀嗣共編『体育・スポーツ科学概論 体育・スポーツの新たな価値を創造する』2011 大修館書店
  • 浅見俊雄共編『子どもの遊び・運動・スポーツ』2015 市村出版
  • 山本正嘉共編『体育・スポーツ分野における実践研究の考え方と論文の書き方 (体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ)  2018 市村出版

監修・翻訳

  • M・ケント著、監訳『オックスフォードスポーツ医科学辞典』2006 朝倉書店
  • GabrieleWulf著、水藤健、沼尾拓共監訳『注意と運動学習 動きを変える意識の使い方』2010 市村出版
  • M・ケント著、監訳『オックスフォードスポーツ医科学辞典 新装版』2011 朝倉書店
  • 監修:『ウイダーストレングス&コンディショニングエクササイズ・バイブル』2011 実業之日本社
  • 監修『NSCA高校生のための体力トレーニングマニュアル 写真と動画でよくわかる!』*2019 ベースボール・マガジン社

随筆

  • 『 Lessons Learned. J. Applied Biomechanics. 37;Issue 3. Jun』 2021
  • 『これまでの研究人生で学んだことー測る人生に悔いはなしー バイオメカニクス研究』[12]25:8-13,2021

論文

脚注

外部リンク

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