福田素子 (ライター)
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作風
小笠原諸島の自然を取り上げた『世界遺産小笠原』においては、作中にて「小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という。」[2][3][4]「まる裸で太平洋に突き出していた小笠原諸島に、生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか。あるものたちは風によって運ばれ、また、あるものは海流に乗って。あるいは、翼を持つものは自力で、またはそれに紛れて。いわゆる3W、風(Wind)、波(Wave)、翼(Wing)により、数少ない生きものだけが海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた。」[4][5]と情感豊かに記している。なお、海洋島における生物の流入経路が風散布(Wind)、鳥散布(Wing)、海流散布(Wave)の3Wによる長距離散布であることは、集団遺伝学、生物学の世界では一般に知られている。