私とこわれた吸血鬼
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山景樹は子供のころ、ネグレクトで餓死しかけていたところを王子様みたいな少年・ようちゃんに救われた。ようちゃんに「僕のお姫様になってほしい」と言われた樹は了承したが、ようちゃんの引っ越しにより疎遠になってしまった。その後、樹が中学生の時に両親が蒸発してしまい、妹と弟の面倒を見ることになる。
家のローンを返済するために働きながら大学に通い、家のことをこなしていた樹は、弟の面倒事に巻き込まれた挙句、事件によって血まみれで死にかけていたところをようちゃんに助けられる。再会したようちゃんの正体は吸血鬼で、会えなくなった原因が吸血鬼の血が老いの妙薬となるため、屋敷の地下で拘束し血抜きされ続けてきたからだと知った樹。アルバイト先の家政婦紹介所から正規の依頼として、ようちゃんを社会復帰させる仕事を受ける。依頼者からようちゃんに自分の血を与えると執着し、与え続けると依存が深まるため、与えないよう忠告される。一度は「私にはどうすることもできない」と考えた樹だが、弟妹との確執を痛感していたこともあり、ようちゃんに関わっていく。