稲沢カレー
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開発の背景
稲沢市は、市内に工場と営業本部を持つ食品メーカー株式会社オリエンタルが、日本で初めて本格的なルウタイプの即席カレーを製造・販売した地として知られる。オリエンタルが手がけた「オリエンタル即席カレー」は、日本における家庭用カレー普及のきっかけとなり、カレーが国民食として定着する契機をつくったとされる[2]。
こうした稲沢ならではの特徴を生かし、「カレー+稲沢らしさ」をテーマとした新たなご当地グルメ「稲沢カレー」の開発が進められた。
特徴
「稲沢カレー」は、以下のルールを満たす料理である。
- カレーのスパイスを使った料理であること
- 「稲沢らしさ」や「稲沢ならでは」を表現していること
- お店の個性やこだわりを加えること
また、カレーの定義として、「クミン」および「コリアンダー」のいずれか、または両方を使用すること、もしくは国内で販売されているカレー粉・カレールウを使用することが条件とされている。
各店舗はこれらのルールに基づき、オリエンタル製品や地域特産品を取り入れたメニューを考案しており、カレーライス、カレーパン、ナンのほか、洋菓子、和菓子などもあり、稲沢市マスコットキャラクター・いなッピーをテーマにした商品も登場している[3]。さらに、市のシンボルであるイチョウの黄金色がカレーを連想させる点も、テーマ選定の背景にあるとされる。
稲沢カレーフェスティバル

稲沢市が市制施行65周年を迎えた2023年、市内飲食店を対象に「稲沢カレー」のメニュー開発が募集された。同年11月には、完成したメニューを披露する記念イベント「稲沢カレーフェスティバル」が開催された。
イベントには市内22店舗が参加し、カレーライスだけでなく、カレーラーメン、カレーパン、カレーパスタなど、さまざまなジャンルの「稲沢カレー」が提供された。会場は多くの来場者で賑わい、地域活性化イベントとして大きな盛り上がりを見せた[4]。
第2回は、2024年11月に開催され、市内27店舗が参加した[5]。
第3回は、2025年11月2日に開催され、市内28店舗が参加した[6]。
効果(広告換算)
観光経済新聞の報道によれば、稲沢カレーフェスティバルについて、報道露出などを基に算出した広告換算額は、主催者側の試算として約1億円に相当するとされている[7]。
