窒素爆弾

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窒素爆弾(ちっそばくだん、nitrogen bomb)、N²爆弾(エヌツーばくだん)とは、原子爆弾を上回る威力を持つ新型爆弾として1953年頃に旧ソビエト連邦が開発したとされたが実在しなかった、架空爆弾である。当時はアメリカの新聞に掲載されて大騒ぎとなり、日本でも第19回国会本会議で原子爆弾水素爆弾、窒素爆弾、コバルト爆弾についての議論が行われている[1]

その後、一般社会にも窒素爆弾の名前が広まり、空想小説・漫画・テレビ番組(アニメを含む)などに何度も登場している。窒素爆弾が具体的にどのような原理によるものかについての説明は空想の範疇を出ることなく、現在では空想上の兵器として定着している。

上記の架空爆弾とは別に2004年、窒素爆弾と称し得る物質が発見されている。窒素を 1,700 ℃、110万気圧で圧縮するとできるポリ窒素は、トリメチレントリニトロアミン爆薬の5倍以上のエネルギーを持つことが判明したが、安定した状態で取り扱うことができないため、実用化のめどは立っていない。

脚注

関連項目

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