節鉞

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節鉞(せつえつ)は、中国・唐末から宋初にかけて節度使に与えられた最高権威の象徴物。旄節(毛飾りのついた旗)と儀礼用大斧(鉞)の二つを一組で指す。[1]

唐代後期に節度使が軍政両権を握るようになると、皇帝から下賜される旄節と鉞は「皇帝の代行者」たる証として極めて重要な意味を持った。旌節を授けられた節度使は、事実上の独立君主に準じる権力を行使できた。[1]

北宋建国後も形式上は存続したが、趙匡胤(宋太祖)は杯酒釈兵権によって実戦部隊を中央に収奪したため、実質的な軍事権は失われた。しかし「節鉞を賜う」ことは

  • 皇帝からの最終的な信任
  • 功臣に対する最高の名誉
  • 家門の永続的栄華を保証する証

とされ、極めて重い政治的意味を残した。[2][3]

象徴的意義

脚注

参考文献

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