簪 (映画)
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| 簪 | |
|---|---|
| Ornamental Hairpin | |
|
主演の田中絹代 | |
| 監督 | 清水宏 |
| 脚本 | 清水宏 |
| 製作 | 新井康之 |
| 出演者 |
田中絹代 川崎弘子 斎藤達雄 笠智衆 日守新一 坂本武 |
| 音楽 | 浅井挙曄 |
| 撮影 | 猪飼助太郎 |
| 編集 | 浜村義康 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 |
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| 上映時間 | 75分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
『簪』(かんざし)は、1941年(昭和16年)に公開された松竹配給の日本映画。松竹大船撮影所製作、モノクロ、16mmフィルムで、「土橋式フォーン」を採用したトーキー作品。井伏鱒二の小説『四つの湯槽』を元に、監督の清水宏が自ら脚色した。
夏休みに山中の温泉宿に集った泊まり客たちの長屋のような人間模様を交えながら、落とし物の簪をきっかけに巻き起こる騒動と人間模様を描いている。製作当時は日中戦争の泥沼と太平洋戦争開戦を控えた困難な社会状況でありながらも、人里離れた温泉宿を舞台にすることで、世相の厳しさが少し和らげられてやや牧歌的に描かれている。
後に日本映画史を代表する俳優となる田中絹代と笠智衆(当時2人とも30歳代)がお互いにほのかな思いを寄せる男女を演じている。