精神的続編

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精神的続編(せいしんてきぞくへん)は、一般的な「続編」と異なり、以前の作品で確立されたストーリーや作品世界を継承しない新規作品ながら、同じテーマ、雰囲気、システムなどを持ったフィクション作品を指す言葉[1][2]。英語の「spiritual successor(または「spiritual sequel」)」の訳語として使われる。ビデオゲームに対して使われる場合が多いが、それ以外の分野でも使われることがある。

精神的続編が制作される理由

現在のビデオゲーム制作では多くの場合、会社側がゲームの著作権商標権を含む知的財産権(IP)を保持し、製作者側はそれらを保持できない。作品の制作後、その中核と言えるメンバーが入れ替えられたり、独立または解雇された場合、彼等自身はその続編を制作できない。その後、製作者達が知的財産などの問題を回避しつつ、元の作品と似た作品を制作することがある。これが「精神的続編」と呼ばれるものである。

別のケースでは、元になる作品が発売元の問題であまり売れなかったり、古い作品ですでに忘れ去られていたり、後継機の無いマイナーなハードで発表されていた場合、それらの作品を全く別のタイトルで、多少内容に関連を思わせる形で新規作品として制作されることもある。

精神的続編の一例

ビデオゲーム

映画

テレビドラマ

  • ウォッチメン』(2019年)は、原作コミックである『ウォッチメン』(1986年 - 1987年)と、その実写化である映画『ウォッチメン』(2009年)を元に作られたテレビドラマ。前記の作品を元にしているが現代アメリカの政治的背景をテーマにしたオリジナルストーリーとなっている。

アメコミ

  • 『マーベルズ・スナップショット』(Marvel's Snapshot)は、1994年に発売された『マーベルズ英語版』のライター「カート・ビシューク」が選考した8組のスタッフによるアメコミ作品。

関連項目

脚注

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