精霊特捜フェアリィセイバー

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精霊特捜フェアリィセイバー(せいれいとくそう- )シリーズ は、上藤政樹成人向け漫画作品で、彼の代表作である。

1991年末に同人誌で最初の作品が発表され、その後、代理原稿用の穴埋め漫画として各雑誌に作品が掲載された。当時、それぞれは別個の読み切り作品として扱われたが、各作品は同一の世界観をベースに、時系列に沿って描かれたため、やがて読者にはそれが一連のシリーズである事が認知されるようになり、人気を博していった。作者自身は、単行本の後書きにて、これら初期の各誌散り散りに掲載されていた状況を「さすらいの連載」と自嘲的に言及している。その後、正式に連載作品として描かれるようになり、2005年頃に開始した「フェアリィセイバーW」シリーズからは主に単行本書き下ろしという形で発表が続けられている。

2013年現在で単行本にして40巻を越える分量を誇り、長編作品がほとんど存在しない18禁漫画業界では極めて珍しい大作となっている。また上藤政樹の様々な作品(グランパス、人妻戦士ケイコ、マジカルナース、マジカルポリス、姫忍舞影、等々)とクロスオーバーしている。

作品の成り立ちからコミカルな雰囲気の短編の読み切りエピソードが多いが、各短編にシリーズ全体を通じた陰謀の伏線が織り込まれていたりする。その陰謀が本格的に表面に出てくるとヒロイン全員を巻き込んだシリアスな展開の作風となる。

かなり多数の単行本が発行されているが、成人向け漫画では巻数の多い長編作品は敬遠されがちであるため「第〇巻」という表現を避ける傾向にあり、巻数表記がないため順番が分かりにくい。しかし長編作品として巻を跨いだ物語の大きな流れは存在するものの、基本的に単行本1冊1冊で完結した作品として楽しめる様にも作られている。

設定

強力な霊能力を持つ巫女の家系であり、魔を祓うことを生業としてきた「倭守」一族のヒロイン達を主役とした作品群。 作品毎に主役は異なるが設定はほぼ一貫している。(ごく些細な設定の食い違いは存在する)

作品内の時間は、夕子の世代を中心とした親子3代、数十年間にも及ぶ。

ストーリー

メインヒロイン倭守夕子を中心とする倭守一族と、日本各地に潜む妖怪や怪異、そして、それら異形の力を悪用した宗教組織などとの戦いが描かれる。掲載初期の段階では、1話読み切りの妖怪退治形式でのストーリーが多かったが、雑誌連載が行われていた頃には、敵対勢力との戦いが、連続するストーリーとして描かれた。また、敵として登場するキャラクターが、ヒロインである倭守夕子の霊力を受け継いだ強大な妖怪を得るため、彼女を強制的に妊娠させようと策を巡らせる事もある。連載終盤は巨大ロボットの登場など作者独自の世界観を描く事に注力されたため、ポルノ的要素は大幅に薄れている。

登場人物

関連単行本一覧

外部リンク

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