紫玉 (バラ)

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紫玉

紫玉は、バラ園芸品種の1つ。作出年、作出者不明のオールドローズである[1][2]19世紀後半に日本で作出されたと推定されている[3]

初夏に咲く1季咲き・半横張り性のオールドローズ[1][2][3]。交配種は不明である[1][2]。自然実生から生まれたと推測されている[1]。系統は正確には不明だが、枝・葉・株の容姿が典型的なガリカ系で、一般にガリカ系に分類されている[2][3]。樹高1.5m、株張り1.2mに育つ[3]。花径6cmの中輪、濃い赤紫色の花を咲かせ、次第に紫色に変化する[1]。花の咲き方はポンポン咲き[3]。強香種で、香りの質はダマスク系[1][3]。花付きはとてもよい[1]。強健種で、日照不足や半日陰でもよく育つ[3]。むしろ、半日陰の方が花の発色はよくなる[3]。ただし、うどん粉病・黒点病の発生を少なくするためには、半日以上の日照が望ましい[4]。耐寒性は強い[3]。枝がよく分かれ、多少の棘が付く[3][注 1]。枝は細くしなやかでよく伸び、枝先は自然にたわむ[3][4]。シュートが1.5mまで伸びるので、小型の構造物に誘引もできる[1]。秋には紅葉が見られる[4]明治時代には日本国内で大切に栽培されていたので、作出はそれ以前である[3]

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