網戸
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網戸はサッシの室外側に組み込んで用いられる。かつて、日本の住宅等は木造で、窓枠も木製で隙間が多かったため、網戸で虫の侵入を防ごうという発想はなく、就寝時には虫除けのため蚊帳が使用されていた。昭和の後期に、加工が容易で気密なアルミニウム合金製のサッシが住宅にも普及してきた結果、網戸の使用が一般化した。
網戸用の網として、耐久性が高いステンレス鋼が使用された例もあるが、現在、日本国内の網戸用の網の大半は耐候性ポリプロピレンを材質としており、網を張る枠にはたいていアルミサッシが用いられている。
網戸に張る網は、網目の細かさや色により、多くの種類がある[3]。網目の細かさは一般的に20メッシュから30メッシュが用いられ、数字が大きいほど目は細かい[3]。網目は細かいほど虫の侵入を防ぐ効果は高まるが、外の景色は見えずらく風通しも悪くなる[3]。機能性ではペットの引っ掻きにも破れないペット用や虫が寄ってこない性質のネット、花粉や粉塵なども防ぐフィルター性の高い網戸など様々な特徴を持った網戸が販売されている。
網の色はグレーやブルーが一般的だが黒のものもある[3]。黒の網はグレーよりも外の景色が見やすくなる反面、屋外からも室内の様子が見えやすくなってしまう欠点がある[3]。そのため屋外側を銀色、室内側を黒色とした網もあり、屋外側の銀色によって光を反射することで外から中の様子を見えにくくしている[3]。
網戸を止めるゴムは2.8mmから6.8mmまで数種があり、細すぎると緩みやすいが、太すぎると溝に入らず固定できなくなる[3]。
網戸の劣化が進行すると穴があいて虫が入りやすくなる[2]。穴が小さい場合には網をパッチワーク状に補修することもできるが、破れが大きくなった場合に張り替えが必要となる[2]。