置き勉 From Wikipedia, the free encyclopedia 置き勉(置勉、おきべん)とは、主に日本の小学校・中学校・高等学校において、児童・生徒が教科書やノート、学用品などを自宅へ持ち帰らず、学校の机やロッカーに置いたままにする行為を指す[1]。「置き勉強道具」を略した俗語[2]。 概要 置き勉は、児童・生徒の通学時の荷物軽減や忘れ物防止を目的として行われることが多い。一方で、宿題や家庭学習に必要な教材を持ち帰らないことによる学習機会の損失、教材の紛失リスク、学校側の管理上の問題が指摘されることもある[3]。 対応 文部科学省は、児童生徒の荷物の重さに関する調査やガイドラインを示すことがあるが、置き勉そのものを禁止または推奨する明確な法律は存在しない[3]。多くの学校では校則や学年方針に基づき、置き勉の可否や範囲が決定される[4][5]。 社会問題 ランドセルの重量が重くなるというケースが多々報告され、児童の腰痛や姿勢への影響が懸念されている(ランドセル症候群)[6][7][8]。この問題が置き勉容認の議論を後押しした。 なお、タブレット端末の導入が進むにつれ、教科書のデジタル化が進行しているが、これにより物理的な教材を持ち運ぶ必要性が減少するという事が起こっている[9]。 また児童生徒によって、ランドセル以外のサブバッグを用いるなどの対策がとられることがある[10]。 脚注 [1]デジタル大辞泉. “置勉(オキベン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年12月24日閲覧。 [2]“[コラム「置き勉」とは。ダメな理由はなに?]”. 広島の病院とお医者さん探しは | ファミリードクター. 2025年12月24日閲覧。 [3]“児童生徒の携行品に係る配慮について:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2025年12月24日閲覧。 [4]“今は“置き勉”推奨?重い教科書+水筒・タブレット…荷物増加で指導に変化「体の発達に影響生じかねない」|FNNプライムオンライン”. FNNプライムオンライン (2025年10月13日). 2025年12月24日閲覧。 [5]“小学生、置き勉禁止ルールが残るのはどうして?メリット・デメリットと各家庭での荷物対策を紹介【ママリ】”. ライブドアニュース. 2025年12月24日閲覧。 [6]岡本, 恵太、オカモト, ケイタ、Okamoto, Keita「教育社会学的な見方・考え方とは何か-「置き勉」問題を手掛かりに-」『人間教育』第3巻第2号、2020年2月、45–51頁、ISSN 2433-779X。 [7]楠本, 泰士; 髙橋, 恵里; 浅尾, 章彦; 遠藤, 康裕; 小俣, 純一; 横塚, 美恵子; 矢吹, 省司; 神先, 秀人 (2024). “ランドセル症候群の児童の歩行と走行の特徴 ― 福島子どもコホート調査 ―”. 小児理学療法学 2 (Supplement_1): 100–100. doi:10.60187/jjppt.2.Supplement_1_100. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjppt/2/Supplement_1/2_2.Supplement_1_100/_article/-char/ja/. [8]“ランドセル症候群について”. RAKUSACK. 2025年12月24日閲覧。 [9]“デジタル教育先進地、副産物で生まれた「置き勉」 富山・朝日町:朝日新聞”. 朝日新聞 (2023年7月22日). 2025年12月24日閲覧。 [10]“置き勉の見直しが進む背景と、家庭で声をかけておきたい3つのこと(ナナホシ) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2025年12月24日閲覧。 関連 学校生活 通学 学生鞄 Related Articles