事態が切迫したならば、肝心なものを守るために相応の犠牲を払うということは、やむを得ないことであるということを意味する言葉である。このような選択をする場合になっているのは、このような選択をするというのは不本意ではあるが、他には選択肢は無いという事が示されている[1]。大切なものを守るために、僅かなものは犠牲にしても仕方がない場合にこの言葉が用いられている[2]。
この言葉は、武士が刀を使って合戦をしていた戦国時代の日本が由来である。その時代の武士が、敵から攻撃を受ける際に五臓六腑の詰まった腹を刺されるくらいならば、背中を差し出そうとすることがあった。このようにするならば瀕死を回避できるのであり、このような少しの犠牲はかまわないという姿勢が、背に腹は代えられないという言葉となった[3]。江戸のいろはかるたにこの言葉が収録されている[4]。