脱髄疾患
神経疾患の一つ
From Wikipedia, the free encyclopedia
脱髄疾患(だつずいしっかん、demyelinating disease)とは神経疾患の一種で、有髄神経の髄鞘が障害されることで起こる疾患である。いったん形成された後に障害される疾患のことを言い、髄鞘形成が不完全なために起こる髄鞘形成不全疾患とは分けて考えられる。
概念
種類
大きく分けて中枢神経系と末梢神経系の疾患がある。
- 中枢神経系
- 末梢神経系
画像診断学
脱髄しているか否かは病理学的な概念であるためT2WIにて高信号を認める病変として部位別にまとめる。
- 大脳皮質下白質前方優位に分布するもの
- 神経梅毒、CADASIL(キャダシル、若年性遺伝性脳血管障害)、ピック病、筋緊張性ジストロフィー、Menkes病、アレキサンダー病などがあげられる。
- 大脳皮質下白質後方優位に分布するもの
- ALD、PML、SSPE、MELAS、PRES、CJDなどがあげられる。
- 両側深部灰白質に分布するもの
- Wilson病、CO中毒、メタノール中毒、低酸素脳症、日本脳炎、ヘルペス脳炎、ANEM、MELAS、ライ症候群などがあげられる。
参考文献
- 新版よくわかる脳MRI ISBN 487962280X