腱板断裂
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 腱板断裂 | |
|---|---|
| 別称 | 腱板損傷、腱板疾患 |
![]() | |
| 棘上筋の断裂を伴う回旋筋腱板の一部 | |
| 概要 | |
| 種類 | 部分断裂、完全断裂[1] |
| 診療科 | 整形外科 |
| 症状 | 肩の痛みと衰弱[2] |
| 診断法 | 症状に基づく、診察、医用画像[1] |
| 鑑別 | 肩峰下滑液包炎、回旋筋腱板腱炎、インピンジメント症候群[2][3] |
| 治療 | 鎮痛剤、特定の運動、手術[2] |
| 頻度 | 一般的[1] |
| 分類および外部参照情報 | |
腱板断裂(けんばんだんれつ、英: Rotator cuff tear)は、肩の回旋筋腱板の1つまたは複数の腱または筋肉が損傷した状態のことである[4]。症状には、動かすと悪化する肩の痛みや筋力の低下などがあげられる[2]。これにより、髪をとかしたり衣服を着たりする能力が制限されることがある[4]。腕の動きに合わせてクリック音が発生することもある[4]。
裂傷は突然の力によっておこる場合もあれば、時間の経過とともに徐々におこる場合もある[1]。危険因子には、特定の反復的な活動、喫煙、家族歴などがあげられる[2][1][5]。診断は、症状に基づき、診察、医用画像によっておこなわれる[1]。回旋筋腱板は、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋で構成されている[2]。最も影響を受けやすいのは棘上筋である[1]。
治療には、NSAIDsなどの鎮痛剤や特定の運動が含まれる[2]。2週間経っても腕を90度以上に上げることができない人は、さらに検査を受けることが推奨される[6]。重度の場合には手術が試みられることもあるが、2019年時点では手術の利点は不明である[2][7]。腱板断裂は一般的にみられる裂傷である[1]。40歳以上の人に最も多くみられる[1]。腱板断裂の症状は、早くて1800年代初めには説明がされている[8]。
