自由のための41隻
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自由のための41隻(じゆうのための41せき、英語: 41 for Freedom)とは、アメリカ海軍における弾道ミサイル潜水艦のうち、ジョージ・ワシントン級からベンジャミン・フランクリン級までの1959年から1967年にかけて就役した41隻の艦の総称。信頼性と生残性を備えた、海洋ベースの核抑止戦力を可能な限り素早く創出することが目標であった。
これらの艦は「自由のための41隻」と通称され1690年代初にその目標を達成した。しかし、1972年のSTARTⅠによって、戦略核兵器を既存の数に制限するという条約の目標に沿って、アメリカ合衆国の潜水艦発射弾道ミサイル発射管の数を、41隻の潜水艦のミサイル発射管の合計に基づいて656発に制限した[1]。
アメリカは1959年以来、レギュラス・ミサイルを用いて、核抑止のために核兵器を潜水艦に搭載して展開してきた。しかしながら。これは一時しのぎの措置にとどまるものでしかなかった。というのもレギュラスはサイズ(1隻当たりに搭載可能なミサイルの最大数はハリバット〈USS Halibut,SSGN-587〉に搭載されている5発)と航続距離、速度の制限があり、しかも発射時には浮上して、ラジオ指令誘導しなければならないという脆弱なものだった。
戦略核抑止力に対するアメリカ海軍の寄与の主たる要素として意図されていたのは潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM、アメリカ海軍の用語では艦隊弾道ミサイル〈FBM: Fleet Balistic Missle〉)を搭載した弾道ミサイル潜水艦(同Fleet Ballistic Missile Submarine)であった。「自由のための41隻」は潜水艦発射弾道ミサイルで武装し、冷戦期において、アメリカを脅かすいかなる外国勢力との核戦争の脅威にも抗しうる抑止力を創出した。
アメリカ海軍はこれらの潜水艦のために、新しい船体分類記号としてSSBNを付与した。「自由のための41隻」の嚆矢たるジョージ・ワシントン(USS George Washington, SSBN-598)は1959年12月30日に就役し、掉尾を飾ったウィル・ロジャース(USS Will Rogers, SSBN-659)は1967年4月1日に就役した。41隻は、後継のオハイオ級によって置き換えられた。