みなと神戸の真珠業界を舞台にヒロイン(桜井紀子)をめぐる兄弟の争奪戦が展開する。桜井紀子(岩崎良美)は、母亡き後、父・耕造(織本順吉)とともに真珠の養殖業を営んでいる。耕造と紀子の真珠は業者間で評価が高い。そのため、神戸の有力な真珠商・井村邦夫(南原宏治)とも懇意にしている。収穫も終わり、入札の季節となった。好意を抱いていた井村の息子・昭彦(誠直也)が入札責任者であることから、紀子は自分の真珠が昭彦に入札されることを望んだ。が、紀子に横恋慕する昇(ひかる一平)のおかげで失敗。そんな折、耕造が仕事中倒れてしまう。