芳純

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芳純

芳純 (ほうじゅん) は、バラの園芸品種の1つ。1981年に日本で、鈴木省三によって作出された[1][2]。日本で作出された香りのバラとしては元祖的存在である[3]

母をグラナダ (Granada) に、父をクローネンブルグ (Kronenbourg) にして交配された[2][3]。四季咲き性のハイブリッド・ティー系のバラで、ピンク色の大輪を咲かせる[1][2]。樹高は1.0m-1.2mくらい、株張りは60cm-80cm、直立性または半直立性の株に育ち、横には広がりにくい[3][2][4]。花径は12-14cmになる[4][5]。半剣弁または剣弁高芯咲きで、強香から中香[1][3][5]。香りの質はダマスク系である[1][3][注 1]。花弁がやや波打ち、濃淡の脈が出ることがある[1]。花弁は雨でも傷みにくい[3]。花付きがよい[4]。早咲きの品種である[2][4]。樹勢は中程度、耐病性も普通である[3][4]。強健種だが、黒星病には弱い[1][注 2]。また、耐暑性も弱い[3]梅雨明け後には下葉が黄変し、落葉、生育を停止する[3][4]。秋に花を咲かせるには、夏剪定を軽めにし、秋口からの肥培管理に十分注意する必要がある[3]。調香師からもその芳香が高く評価され、資生堂の香水「ばら園シリーズ、芳純」の原料として使われた[4][5]

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