茅台酒
中華人民共和国貴州省特産の高粱を主な原料とする蒸留酒
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製造
歴史と現状
こうした製法は400年以上続けられている[1]。茅台酒の生産が始まったのは清代中頃からで、嘉慶・道光年間には20余家が茅台酒を造り、原料として2万石以上の高梁が使われるとの記録が残る(『遵義府史』)が、太平天国の乱によって古くからの酒蔵は破壊された。
この酒は1915年に開催されたサンフランシスコ万国博覧会で金賞を受賞。田中角栄訪中時の宴席など、国家的政治イベントや外国の賓客を招いたパーティーなどでは必ず供され、事実上の「国酒」扱いをされてきたが、貴州茅台酒が2001年から2019年までの間に「国酒」の商標登録を9回申請した際にはすべて却下されている[2]。
そのため、商標を真似た類似酒や偽物が多数出回っており、実際の生産量の倍以上の偽物が流通していると言われている。メーカーでも、ホログラムや製造履歴が確認できるICタグなどの対策を打ち出している[3]。
現行の主要商品ではアルコール度数は53%[1]。かつては65%であったが、近年35〜47%に下げられている。飲み過ぎても二日酔いせず、むしろ適度の飲用は健康に良いとされる。周恩来は風邪を引いても薬は飲まず、茅台酒を飲んで治した。