草履
鼻緒のある日本の伝統的な履物
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歴史


草履と同じく植物繊維で作製された履物に草鞋(わらじ)がある[4]。草履は草鞋にある足首を縛る紐を簡略化して成立した履物と考えられている[4]。平安時代中期には一般庶民の履物として普及した[4]。
山梨県西八代郡旧三珠町の町誌によると、家で作られた藁草履は農作業用、外出用、登校用などに使用された[2]。しかし、昭和になり農作業には地下足袋、その他の用途ではゴム草履やゴム靴が使用されるようになった[2]。
第二次世界大戦後、洋装化が進んで草履は主に和装の履物として用いられているが、形態的には靴の影響を受けて足幅よりも狭く、台面の後端から前壺にほぼまっすぐに傾斜を付けた構造に変化した[5]。
畳表の草履は歌舞伎などの舞台用か、ごく一部の男性用として見かける程度である。
材料と構造
草履と健康
備考
- 良く似た形状のリゾート用の履物にビーチサンダルがあり、それを指して「草履」という場合もある。沖縄のビーチサンダルに島ぞうりがある。通常100円-1000円程度の廉価で販売される。
- 江戸時代に造られていた金剛草履(堅くて丈夫な草履という意味)は、2束で3文という売られ方をされていたことから、安価や投げ売りという意味で二束三文という言葉が生まれている。
- 「鼻緒が切れると凶兆・縁起が悪い」という迷信が存在する。かつて葬列に参列する近親者や棺を担ぐ者は新たにそのためだけの草履を用意しており、墓場に捨てる際に悪霊が草履を使って家へ戻ってくることを防ぐため鼻緒を切って捨てていった風習からの連想だと見られている[11]。


