Molto maestoso e molto sostenuto、荘厳に尊く - Andante ma non troppo, e molto espressivo - Un poco allargando - Tempo di Marcia、歩武堂々と - Leggiero(poco più mosso) - Poco a poco tranquillo - Moderato - Allargando, Tempo di Marcia - Molto più stretto - Molto pesante - ♩=100、急がずに
演奏時間は約13分半。楽想がめまぐるしく変わるマーラー風の曲である。
「君が代」冒頭の旋律を模したファンファーレ風の序奏から始まる。形を変えつつ盛り上がりを見せた後に弦楽の重苦しい旋律が登場する。しかしそれも高潮し華やかな場となる。トロンボーンと弦のピツィカートによる短い後奏の後に紀元節唱歌の出だしが奏でられる。オーケストラ全体によってその旋律が再び奏でられたすぐ後に小太鼓の連打が始まり、戦場を荒々しく行軍する軍隊を思わせるような行進曲が現れる。盛り上がりを見せた後に軽妙な管の旋律が登場するが、すぐに重々しいものとなる。しかし冒頭の旋律が回帰すると、弦によってゆっくりと少しずつ明るい雰囲気になってくる。再び行進曲が奏でられ、それはあたかも戦に勝利した軍を思わせる。急かすような旋律の後、「君が代」の「千代に八千代に」部分を変形した旋律が奏でられ、皇紀2600年という輝かしい年に向けての行進がされるように音符を刻んだ後、堂々たるフィナーレとハ音のユニゾンで幕を閉じる。