荷留
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
戦国時代
戦国時代には、敵地への経済封鎖の一環として、米穀や塩の輸送を禁じることが行われた。「敵に塩を送る」という故事のきっかけは、今川氏真によって甲州側への荷留(塩止め)が行われたことがきっかけである。
江戸時代
江戸時代の場合は、食糧確保のための自衛措置や一部の者が不当な収益を上げることを目的に行われるようになった。
江戸時代は、藩単位で見ると農業政策はまちまちであり、冷害などで米の収穫量が減少すると、地域ごとに米の保有量や米価に大きな不均衡が生じた。
平常時に不均衡が生じると、物資の移動により均衡状態に向かうこととなるが、様々な思惑、例えば、
- 飢餓輸出的な物資の流出防止
- 敵対する隣接藩への報復措置
- 米価つり上げを狙う商家や官吏の結託
などの理由により、しばしば荷留が行われるようになった。