荻野欣士郎

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荻野 欣士郎(おぎの きんしろう、1970年5月3日 - )は、日本の映画監督・映画プロデューサー・脚本家漫画原作者東放学園映画専門学校文化女子大学の非常勤講師も務めた。血液型はB型。本名は荻野憲之

東京都立戸山高等学校卒業。駒澤大学経済学部経済学科卒業。

CMなどの監督を経て、2000年の冬に高橋克彦原作の『私の骨』で映画監督デビュー。「浅草堂酔夢譚」では99分ノーカット撮影[1]、「池島譚歌」ではレール移動距離1キロなど世界記録を目指す撮影方法[2]をとるという異質な映画監督。

映画監督としてデビューした後、ATGプロデューサーであった葛井欣士郎を師匠として仰ぎ、ATGの精神を継ぐとして2004年より「欣士郎」という名を名乗っている。

「浅草堂酔夢譚」ではモナコ国際映画祭のインディペンデント・スピリッツ賞を受賞した。他にJapan FilmFestival in LA、シンガポール国際映画祭、インド国際映画祭で上映されている。

2018年3月 テレビ朝日「スーパーJチャンネル」ディレクター

2019年4月 テレビ朝日 美術番組「白の美術館」ディレクター

2019年6月 テレビ朝日系abemaTV「ABEMA Prime」火曜班ディレクター

2019年9月 テレビ朝日「白の美術館」引退。テレビ朝日映像退社。

2019年11月~2020年7月 放送倫理・番組向上機構〔BPO〕の放送倫理検証委員会での審議が行われる[3]

2018年3月から2019年3月までの約1年間にわたり、派遣会社からテレビ朝日の子会社であるテレビ朝日映像へ派遣され、スーパーJチャンネルの企画コーナーをディレクターとして合計13本担当した[3]。 そのうち2019年3月15日放送の「業務用スーパーの意外な利用法」を担当した際、知人にスーパーでのロケスケジュールを事前に伝え、買い物客として出演させて、初対面であるかのように偽って取材・放送していたことが匿名の情報提供で発覚した[4]。 2019年10月16日にテレビ朝日は、本件特集に登場した買い物客4人と、そのうちの1人のエピソードに登場する1人の計5人が荻野の知人であり、不適切な演出があったと発表した[5]

この件は、放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会の審議対象として調査・検証が行われた。2020年9月2日の意見書によれば、AD、編集マン、放送作家、テレビ朝日映像のチーフディレクター、テレビ朝日の担当部長らが仕込みの指摘や違和感をディレクターの荻野に伝えたが、荻野がほとんどを即答の形で否定し、放送に至ったことがわかった。意見書では、「疑問は制作のそれぞれの段階で別個に出され、それに対する説 明を含めてスタッフ全員に共有されることはなかった。仮に、これらの違和感や疑問 が一つの場で示され、議論されていれば、本件特集は放送に至らなかったのではない か。」と述べている。 また、テレビ朝日が本件以外の荻野が担当した特集12本を調査したところ、「スーパー銭湯の利用客」(3本目)では、旧知だった俳優の卵とその家族、「歌舞伎町の薬局に来る客」(5本目)では演技塾の生徒や知り合いの女性、「質屋を利用する客」(7本目)には演技塾の生徒、「パン屋の客」(9本目)には妻、「年末のアメ横で買い物をする外国人」(11本目)には知人を通じて声を掛けたアジアからの留学生らが登場していたことが判明した[6]。この件で、テレビ朝日は早河洋会長と番組放送当時の社長角南源五取締役の役員報酬1カ月分の10%を返上、報道局長を10日間の停職処分にするなどした。[7]

一方、荻野は自身のYou Tubeチャンネルの投稿で、「僕がテレビ局をやめた理由」として語る中で、この件について触れることは避けつつ、企画書重視、視聴率重視、現場で取材にあたるディレクターよりもプロデューサーの意見が強いことなどを偏向した放送を生むテレビ局の組織的な問題と主張している[8]

その後は、NHK党立花孝志の専属カメラマンとして、会見や党総会のほか立花の演説などの撮影や配信を担当[9]NHK党からの立候補者を募るN1グランプリに応募したこともある。[10]

作品

脚注

外部リンク

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