菌血症
本来無菌であるはずの血液中に細菌が認められる状態
From Wikipedia, the free encyclopedia
解説
外傷[1]、皮膚の膿瘍[2]、抜歯や歯石除去などの歯科的または医学的処置、歯肉炎、激しい歯磨き、肺炎や尿路感染症などが原因とされる[3]。菌血症はそのまま治療せずに放置すると細菌性髄膜炎や感染性心内膜炎など重症の感染症へと進展する事があるため、早期に発見し抗菌薬投与などの適切な治療がなされる必要がある。なお、献血の際には供血者に多項目の問診を行い、さらに献血後の血液にスクリーニング検査を実施することにより、輸血による他者への感染を防ぐ措置が執られている。
血流感染症(bloodstream infection)は、血流中に微生物が存在し、患者が発熱等の感染症状を呈している状態をいう[4]。菌血症(bacteremia)も同様の意味で使用されるが、厳密には菌血症では菌が血液から検出されるものの、患者が必ずしも感染症状を呈するとは限らないため、無症状の場合は血流感染症とは呼ばない[4]。
