蓬田紀枝子 From Wikipedia, the free encyclopedia 蓬田 紀枝子(よもぎた きえこ、1930年(昭和5年)2月1日 - )は、日本の俳人。宮城県仙台市生まれ。俳人協会顧問、日本現代詩歌文学館評議員、日本文藝家協会会員。 昭和5年、宮城県仙台市生まれ。 昭和20年、阿部みどり女に師事、「駒草」入門。 平成6年、「駒草」二代目主宰八木澤高原逝去に伴い主宰継承。 平成12年、第14回俳人協会評論賞(『俳人阿部みどり女ノート「葉柳に…」』)[1]。 平成15年、「駒草」主宰引退(以後顧問)。 令和2年、第19回俳句四季大賞(句集『黒き蝶』)。みどり女の「目が三分、心が七分」の写生を受け継ぎ、日常の自然を詠む[2]。 著作 句集 『野茨』(1974年、駒草発行所)宮城県芸術選奨 『自註現代俳句シリーズ 蓬田紀枝子集』(1975年、俳人協会) 『一文字』(1987年、富士見書房) 『青山椒』(1995年、富士見書房) 『はんてんぼく』(2006年、角川書店) 『黒き蝶』(2019年、朔出版)俳句四季大賞 評伝 『俳人阿部みどり女ノート「葉柳に…」』(1999年、私家版)俳人協会評論賞 『脚注名句シリーズ 阿部みどり女集』(2012年、俳人協会) 作品 濡髪へ寒夜の汽車を通しやる(『野茨』) 冬暁の灰皿きのふからきれい(『野茨』) 寒暮少し夕焼け母に還らねば(『野茨』) ことごとく枯れて仁王の眼を残す(『一文字』) 梅雨畳蟻の魂のみ走る(『一文字』) 雪止んで星一粒を送り出す(『青山椒』) 朝涼や浸して五指の上の水(『青山椒』) 大ざくら夏をしだるる葉陰かな(『青山椒』) 赤松の赤を覚まして牡丹雪(『はんてんぼく』) 海鼠切り大海の水流れ出づ(『はんてんぼく』) 元旦の雪あをあをと畳まるる(『黒き蝶』) 失つてしまへば兄に積もる雪(『黒き蝶』) 句碑 仙台市野草園に「はんてんぼく今は芽吹きの大樹かな」の句碑がある[3]。 脚注 ↑ 俳人協会各賞受賞者一覧、2020年6月18日参照。 ↑ 「宮城の師弟 俳句四季受賞 新人賞 浅川さん「雪くるか」 大賞 蓬田さん「黒き蝶」」河北新報、2020年5月20日付朝刊。 ↑ 「宮城県の文学碑」、2020年6月18日参照。 典拠管理データベース 全般 ISNI VIAF 国立図書館 日本 学術データベース CiNii Books CiNii Research Related Articles