街燈 (映画)
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洋裁店ナルシスを経営する千鶴子はある日突然、能瀬という見知らぬ青年の訪問を受ける。彼は千鶴子が定期券を拾って送り届けた学生の兄だった。能瀬によると定期券は弟が故意に落としたもので、拾った人が取りに来いと言えばそれを縁に交際を始めるという遊びをしていたという。
能瀬は弟の失敗談や成功談を語り、千鶴子は腹を抱えて笑い転げる。しかもその“定期券遊び”で成功した小出という青年を千鶴子は知っていた。彼は友人で銀座の洋装店ギンのオーナー・吟子の店で働いていた美男子だった。
しかし小出は吟子に隠れて久里目財閥の一人娘・鳥子と交際しており、それを三宅という男にゆすられていた。一方、吟子には好々爺のパトロンがいたが、小出と鳥子の関係を耳にし、心中穏やかではなくなる。複雑に絡み合う男女関係はやがて思わぬ方向へと進んでいく。