西京雑記
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作者
評価
『西京雑記』は歴史書として見ると不正確な点が多すぎ、『漢書』匡衡伝の顔師古注では、『西京雑記』を大いにけなしている[2]。淮南王劉安が仙人になったなど、正史と矛盾する話が多い(もっとも劉安の登仙の話は王充『論衡』道虚篇で批判されているぐらい古くからある伝説である)。
その一方、『西京雑記』に書かれている事柄が出土文物によって裏づけられることもある。漢の皇帝のなきがらが「珠襦玉匣」を金縷でつづったもので覆われるという記述は、1968年に劉勝墓から金縷玉衣が発見されたことによって実証された。
小説として見ると文章も短くておもしろく、とくに王昭君が画家に賄賂を渡さなかったので匈奴に嫁入りすることになった話は高校の漢文の教科書にもとりあげられることが多い。
邦訳
- 福井重雅 編『訳注 西京雑記・独断』東方書店、2000年。ISBN 4497200078。