豆屋

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豆屋』(まめや)は、古典落語の演目。別題は『豆売り』(まめうり)[1]江戸落語上方落語の両方で演じられる。

本編と言える、怖い客に対して物売りが正価よりも安値をつける内容は、1774年安永3年)に出版された笑話本『茶のこもち』の一編「不精」にある(つまみ菜売りが仏頂面の男の家に呼ばれ、室内も散らかっているので恐怖から3文の代金で10文分ほど商品を置いたところ、「それほどはいらぬ」と言われ、「近所とは大違い」というと「揃えるのが面倒」と答えるという内容)[2]。また、後述するあらすじでマクラに用いられる物売りの声を取り上げた小咄のうち、大根ゴボウにまつわるものは文化4年(1807年)の『写本按古於当世(あごおとせ)』第1巻「大根売」に見える[2]

演者の持ち時間が少ないときや、早く高座を下りる必要のあるときなどに演じる、いわゆる「逃げ噺」の一種とされる[1]。江戸落語では主人公に与太郎のキャラクターが付与される[2]

脚注

参考文献

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