負の超共役

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有機化学において、負の超共役(ふのちょうきょうやく、: negative hyperconjugation)は、占有されたπ-あるいはp軌道から隣接するσ*-軌道への電子密度の供与である[1]共鳴の一種であるこの現象は、分子あるいは遷移状態を安定化できる[2]。また、反結合性軌道への電子密度の追加によってσ結合の伸長を起こす[1]

負の超共役の略図。実際の系では、水素原子のいくつかはその他の官能基に置き換えられる。

負の超共役は、σ*-軌道が任意のC-FあるいはC-O結合上に位置している時に最も一般的に観測され[3][4]、通常のC-H結合では特記する程には起こらない。

負の超共役において、電子密度はより一般的な(σ結合から空のp軌道への)超共役とは逆の方向(π-あるいはp軌道から空のσ*-軌道)へ流れる。

脚注

関連項目

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