貿易収支
輸出額と輸入額の貨幣価値の差を指す概念
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貿易収支(英語:Balance of trade)は、ある一定期間における一国の輸出額と輸入額の貨幣価値の差を指す概念である[1]。 サービス貿易(例えば観光や金融サービスなど)を含める場合もあるが、国際通貨基金(IMF)の公式定義では財(goods)のみを対象としている[2]。 貿易収支は、特定期間における輸出入の流れ(フロー)を測定する変数であり、輸出と輸入がバランス(均衡)していることを意味するものではない。
もし一国が輸入よりも多くの価値を輸出していれば、それは貿易黒字(trade surplus)、または正の貿易収支と呼ばれる。反対に、輸出よりも多くの価値を輸入していれば、貿易赤字(trade deficit)、または負の貿易収支と呼ばれる。
2016年時点では、約200か国のうち約60か国が貿易黒字を計上していた。世界最大の貿易黒字国は中華人民共和国(8,230億ドル)、ドイツ(2,260億ドル)、ロシア(1,200億ドル)であり、最大の貿易赤字国はアメリカ合衆国(1兆1,500億ドル)、イギリス(2,710億ドル)、インド(2,410億ドル)であった[3]。
経済学者たちは、貿易赤字が国の経済にとって有害であるという考え方を否定しており、また二国間の貿易赤字が本質的に悪いものだという考え方も退けている[4][5][6][7][8]。
関連項目
- 貿易統計
- 貿易摩擦
- 双子の赤字
- BEPS - 税源浸食と利益移転
- バランスシート
- 反グローバリゼーション
- オランダ病
- プライマリーバランス
- オフショアリング