赤紙

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赤紙(あかがみ)は主に色の通告書等に対する俗称。様々なものに用いられるが、特に大東亜戦争太平洋戦争)に発布された召集令状のことを指す場合が多い。

  • 召集令状 - 第二次大戦中に陸軍省が発行した召集を通知する令状である「臨時召集令状」および「充員召集令状」が、赤い用紙だったことから赤紙と呼ばれた。実際の召集令状の色は青(「青紙」)や白(「白紙」)なども存在するが、ほとんどの人が受け取った召集令状である「臨時召集令状」の色が赤だったため、「召集令状」あるいは「徴兵」のことを俗に「赤紙」という。
  • 地震直後などに被災地で損壊した家屋やビルなどを対象に実施される応急危険度判定において「危険」を意味する赤色の紙[1] - 応急危険度判定士を参照
  • 税金の最終催告書。例えば国民年金保険料の催告書は青→黄→赤の順に送付され、「赤」を無視すると次は執行官が自宅にやってきて差押が行われる。ほとんどの自治体では、差押に入る前の最後の催告書、督促状、延滞通知書などの色は「赤」である。しかし文京区税務課では、赤色のものは赤紙(召集令状)を連想させるという指摘があったため、レインボーカラーを使っている。税金によっては最終催告書の送付後、差押に入る前に「差押予告通知書」が送付される場合もある。
  • 差押封印赤札ともいう。執行官動産執行を行う際、差押物に対して張りつける。赤い紙に「差押」と書かれているものが漫画などでの典型的イメージだが、実際の封印は赤い印が押された白い紙である。現実的に紙を貼り付けられない動産も多いため、自動車を差し押さえるタイヤロック型の封印など、近年は色々な形がある。これを貼られてしまった場合、剥がすと問答無用で公務執行妨害封印等破棄罪)で逮捕されるので、猶予の交渉や資産隠しなどは貼られる前に行わないといけない。
  • ごみ回収の違反シール。燃えるごみの日に燃えないごみを出すなど、「違反ごみ」を出した場合、回収してもらえず、このシールを貼られる。「違反ごみ」は捨てた人が持ち帰る義務を負い、持ち帰らない場合は徹底的に犯人が追及され、環境課による指導が入り、捨てた人の名前が公表される場合もある。

関連項目

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