跳馬

From Wikipedia, the free encyclopedia

跳馬

跳馬(ちょうば)は、体操競技跳馬種目で使用する体操器具の名称と、それを使った種目の名称。跳馬種目は、演技者が実施を行い、審判が採点する。

跳馬の起源はあん馬と同じく古代ローマの兵士や若者たちによって行われていた乗馬練習のための木馬運動である[1]。木馬運動のうち両手で木馬をつき離して跳び越す支持跳躍を要素としたものが跳馬運動である[1]

1演技においてひとつの技しか実施しない、体操競技において特異な種目である。20世紀前半にはその発展の難しさから新しい技もなかなか発表されず軽視された時代もあったが、男子ではひねり跳びと前転跳びをあわせた前転ひねり跳びの登場や、跳馬の長い前後長を活かしたカサマツ跳び・ツカハラ跳びの登場、跳馬の前後長が短かった女子ではその代わりにロンダートからの後転跳びが発表され、それをきっかけに新技が続々と登場し今日に至る。

形状

現行の規格

現在の跳馬

過去あん馬の把手を取ったようなものを跳馬として競技が行われていたが、2001年から国際ルールでは形状が変わっている。現在用いられているものは手前側が低く、あごが下がったような形状で、真上から見るとやや丸く見える。

形状の変遷

旧型の跳馬(男子)
旧型の跳馬(女子)

過去使われていたものは前述の通り形状が単純で、男子が助走方向に対して平行に、女子は直角に置かれていた。男女間でルールの違いもあり、そのため男子と女子では発展した技にも差異が認められるが、跳馬そのものは高さと置く方向が違うだけで基本的には同じものである。

過去、男女で跳馬の設置方向が違うため、男子では進行方向に対し体を横向きにして着手するツカハラ跳び・カサマツ跳びが早くから主流になったのに対し、女子では体を前後の向きにしたまま飛ぶ前転跳び・後転跳びが主流となった。しかし現在では男女で同じ形状のものが用いられているため、実施される技について男女間で大きな差異はなくなりつつある。

ルール

出典

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI