遊車
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甲種鉄道車両輸送時の遊車
火薬等危険品輸送時の遊車
火薬類鉄道運送規程において、火薬類積載貨車の前後に空車の貨車を連結することが定められている。火薬積載車の近傍に機関車や車掌車、緩急車等の乗員が乗った車両、あるいは危険品積載車が連結されるのを防ぐ趣旨であり、時代によって規程内容に若干の変遷があるが、概して積み荷が不燃性で輸送中に燃え出す恐れのない無蓋貨車や、積み荷が発火性がない有蓋貨車は空車に代用することが可能であった[1](なお、ここでいう「不燃物」は走行中に摩擦や蒸気機関車の火の粉による発火が常識的にあり得ない貨物で、木材なども「不燃」である。また、人間の安全のための規定であるので積荷・車体がいかなるものかにかかわらず、制動手や付添人の乗車する貨車はこの遊車には使用できない。)[2]。これらや回送中の空車が充当できない場合には別に空車が手配され、遊車として連結された。 また火薬以外の一部危険品積載車においても機関車次位(補機などで後部に機関車が付く場合は前位も)の連結が禁止されている場合があり(時代にもよるが高圧や液化ガス・石油類など)、編成中に他の適当な貨車が無い場合は遊車の連結を必要とした[3]。
