歴史浪漫文学賞は日本人の心のルーツを探るべく時代を遡り、日本人としてのアイデンティティを再認識し、独自の視点で歴史を再検証した斬新かつ学術的な文学作品を広く募集し、気鋭の作家を育て歴史文学のさらなる普及に貢献すべく設立されたもので、歴史小説や歴史考察ジャンルの出版、自費出版支援を行う郁朋社が主催する文学賞である。
選考基準として、より本格的に、新しい視点で歴史を解釈した作品が対象とされている。既成の歴史評価にとらわれない斬新な発想と、コアなこだわりのある作品であること。歴史を多角的視点から捉える面白さ。敗者の側、しいたげられた民の側から見る歴史の風景に目を向け、脚色されていない一次資料をいかに読みとくかが大切な要件として求められる[1]。
2000年に「古代浪漫文学賞」として設立された第一回は『日輪の神女』(篠崎紘一)が大賞を受賞した。第五回目からは「歴史浪漫文学賞」と名称を変更している。
大賞(1編)には賞金30万円・表彰盾・賞状、作品は出版化され、創作部門と研究部門の優秀賞(2編)には賞金10万円・表彰盾・賞状が授与される。