重力式アーチダム
From Wikipedia, the free encyclopedia

重力式アーチダム(じゅうりょくしきアーチダム、Concrete Arch Gravity Dam、CAGD)は、ダムの型式のひとつで、重力式コンクリートダムとアーチ式コンクリートダムの特性を兼ね備えている。
アーチ式ダムを作れるほど岩盤が堅固ではないが、重力式コンクリートダムよりもコンクリート使用量を節約することができる。構造的にはアーチによって人造湖からの水圧を両岸の堅固な岩盤に伝え、さらにダムの自重をも利用することで安定性を高いものとしている。
現在、世界最大の堤高を持つ重力式アーチダムはロシアのエニセイ川に建設されたサヤノシュシェンスカヤダムであり、堤高は 242 m 、総貯水容量は約313億 m3 を有する。また、アメリカ合衆国のニューディール政策の契機ともなったコロラド川のフーバーダムは高さ 221 m 、貯水量は約352億 m3と、これもまた世界を代表する重力式アーチダムである。
| 順位 | 国名 | ダム名 | 堤高 (m) |
総貯水 容量 (千m3) |
完成年 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ロシア | サヤノシュシェンスカヤダム | 242.0 | 31,340,000 | 1990 | |
| 2 | アメリカ | フーバーダム | 221.0 | 35,200,000 | 1936 |