重根 (多項式)
1より大きな重複度を持つ多項式の根
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概要
定義
判別式
→詳細は「判別式」を参照
多項式 の根を , , …, とし、その全体から作られる最簡交代式(差積)の平方
を多項式 あるいは方程式 の判別式(はんべつしき、discriminant)という。
これは「代数方程式が重根を持つかどうか」 を判別するための式である。すなわち、判別式が であることとその代数方程式が重根を持つこととが同値となる。このことは判別式を差積に取り替えても変わらない。にもかかわらず差積の平方を判別式とするのは、それが方程式の係数によって必ず記述できるからである。
これは、
によって保証される。
たとえば、二次方程式 () の根を , とすると、根と係数の関係により
が成り立ち、判別式すなわち差積の二乗は
となる。より であるので、実用上は分母を掃った を判別式として用いることが多い。