野外の宴 (ディルク・ハルスの絵画)
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| オランダ語: De buitenpartij 英語: The Fête Champêtre | |
| 作者 | ディルク・ハルス |
|---|---|
| 製作年 | 1627年 |
| 素材 | 板上に油彩 |
| 寸法 | 135.7 cm × 77.6 cm (53.4 in × 30.6 in) |
| 所蔵 | アムステルダム国立美術館 |
『野外の宴』(やがいのうたげ、蘭: De buitenpartij、英: The Fête Champêtre)[1][2]、または『庭園の宴』(ていえんのうたげ、英: A Garden Party)[3]は、オランダ黄金時代の画家で、フランス・ハルスの弟[1][2][3]ディルク・ハルスが1627年に板上に油彩で制作した風俗画である。1899年に購入されて以来、アムステルダム国立美術館に所蔵されている[1][2][3]。

オランダ絵画において、音楽を楽しむ場面を描くという主題はウィレム・バイテウェッヘが最初に取り組み[4]、「団欒風俗」の主題を得意とした[5]ディルク・ハルスにかなりの影響を与えた[4]。
本作の主題は、ヴィラ (田舎の別邸) 近くの牧歌的な公園で催されている野外の宴である。祝祭用の服装をした人々が食事をしたり、飲み物を飲んだり、音楽を奏でたり、恋の戯れをしたりしている[2][3]。ディルク・ハルスは、人物たちを細部にいたるまで入念に描いている。バイテウェッヘから絵画から借用された1人の女性と1匹の犬が画面に見られる。この場面は現実に即したものではなく、中世後期からの人気ある主題である「愛の園」を想起させる[2][3]。
17世紀の人々は、この愉快な光景を楽しんだと思われる。しかし、同時にその隠された意味にも気づいていたであろう[1]。現世での生活は、飲食をしたり、楽しんだりするだけであってはならない。画面下部中央右寄りのサルは、それを示唆する表現となっている。サルは、本能に囚われる罪深い人間を表しているのである[1]。