カルボカチオンを基盤としたテルペン類の合成、カルベノイドを利用した新規反応の開発などに取り組み、戦後復興期にあった日本有機化学界を牽引する業績を上げた[2]。特に各種金属元素の性質を複合的に利用した新規反応は、当時日本の化学のレベルを世界に印象づけるものとなった。中でも野崎・檜山・岸反応は、穏和な炭素-炭素結合生成反応としてパリトキシンやエンジイン系抗生物質など、複雑な化合物の合成に数多く応用されている。
また達意の文章家としても知られ、「ほしいものだけ作る化学」「有機化学15億秒」など数多くの著書がある。