野本梢
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学習院大学文学部日本語日本文学科卒業[2]。大学時代は女子フットサル部を創設するなど活動的に過ごす。卒業後、テレビ局のデスク業務やスポーツインストラクターとして働きながら、ニューシネマワークショップ(NCW)や映画24区、シナリオ・センター[3]にて映像制作と脚本術を学ぶ。
2012年、短編映画『あたしがパンツを上げたなら』で監督デビュー。その後、コンプレックスやジェンダー、現代社会における生きづらさを抱える人々を瑞々しく描く作風で、数多くの国内映画祭で賞を受賞。
2020年には長編映画『愛のくだらない』が第14回田辺・弁慶映画祭にて最高賞である「弁慶グランプリ」と「映画.com賞」をダブル受賞し、翌2021年に全国公開された。
2025年には長編映画『藍反射』が第38回東京国際映画祭「ウィメンズ・エンパワーメント部門」に公式出品作品として招待され、ワールドプレミアを迎え、2026年3月6日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開された[4]。
作風
自身の「人を羨んで生きてきた」という実感をベースに、他者との比較や劣等感、言葉にできない感情の機微を丁寧に掬い取る物語を得意とし、「柔らかい社会派」とも称される。特に女性の心理描写や、性的マイノリティ、非正規雇用といった社会的な背景を持つキャラクターを等身大に描く点に定評がある。