金春安明
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主な演能実績
業績
豊公能『この花』の発見
2000年(平成12年)、幻の豊公能『この花』を発見・公表[3]。 豊公能は秀吉が自己の事績をもとに作らせた能で、2000年当時では五曲のみが知らていた。江戸時代以前の書物では数としては十曲あることがわかっていたものの、曲目自体が分かっていたのは、現存する五曲の他には、一曲『この花』という曲があるというのみで、他の四曲は曲名すらわからない、幻の曲であった。『この花』についても、曲名と作詞が大村由己であるということが研究者により発表されていたのみで、400年ほど上演されておらず、どのような曲であるかすら知られていなかった。父である金春信高の自宅書庫でいつものように古文書の研究をしていた際、もともと書庫にあった金春安照作曲の謡本が、あの第六の幻の豊公能『この花』であることに気づき、謡本を公開した。
能『橘』の復曲・上演
2004年(平成16年)、豊臣秀吉七回忌400周年として、能『橘』を復曲・上演した[3]。豊臣秀吉七回忌には大和猿楽四座が一曲ずつ古い能に手を加え、改作能を上演したが、金春大夫は巴園(はえん)という古い能を改作し、『橘』という曲として上演した。『橘』の謡本・型附は知られていたものの、江戸時代には上演されておらず、近年も上演されていなかった。
著書
・『金春の能〈上〉中世を汲む』(金春円満井会、2017年、ISBN 978-4-8800-8468-8) ・『金春の能〈中〉近世を潤す』(金春円満井会、2023年発刊予定[4])
栄典
- 2022年(令和4年)11月 旭日双光章